2015年02月21日

2014~2015年間オフJ2全チーム編成レビュー 順位予想編

今年最初の目標としたJ2全チーム編成レビュー。最後は順位予想編です。
ここまで22チーム見てきて、編成を見た印象を第一に、順位を予想していきます。
例によってこういう戦いをしていくのではとカテゴライズしながら予想していきますので、そのカテゴライズが当たったかどうかもまたシーズン終了後の査定対象とします。
当たればやったね、外れればドンマイ。
まぁまぁ気楽にみてやってください今年のJ2どうなるか予想。
ぱぱっとまずは順位だけ発表。


1.セレッソ大阪
2.大宮アルディージャ
3.ジェフユナイテッド千葉
4.徳島ヴォルティス
5.京都サンガ
6.アビスパ福岡
7.コンサドーレ札幌
8.大分トリニータ
9.ジュビロ磐田
10.ファジアーノ岡山
11.ギラヴァンツ北九州
12.ロアッソ熊本
13.東京ヴェルディ
14.V・ファーレン長崎
15.横浜FC
16.栃木SC
17.水戸ホーリーホック
18.愛媛FC
19.FC岐阜
20.ツェーゲン金沢
21.ザスパクサツ群馬
22.カマタマーレ讃岐


ではそれぞれカテゴライズしながら詳しく予想していきましょう。


【J2優勝を目指すグループ】
1.セレッソ大阪
2.大宮アルディージャ


この2チームを自動昇格枠に予想しないのは難しいです。その中でも守備力の面でセレッソのほうが上かな、と思います。
現役韓国代表のゴールキーパーに、評価は高いセンターバック陣。この堅守を打ち破れるチームがどれほどでてくるか。アウトゥオリの手腕がどの程度か測れない点はあります。また夏の移籍市場をどう乗り切るかという課題もありますが、安定した戦いを披露する可能性は高いと思います。

大宮の優勝は若い選手の伸び率次第。現在の主力を乗り越えるほどの成長を見せる選手が出てくれば、独走優勝もありえる陣容です。富山や泉澤、はたまた和田や大山といった選手達が出てくれば見通しは間違いなく明るくなるはず。序盤はもしかしたら我慢が必要かもしれませんが、上手く乗り越えれば。
他20チームはこの下馬評を覆すべく、挑んでいくことになります。構図としては分かりやすいですね。

【自動昇格を目指すグループ】
3.ジェフユナイテッド千葉
4.徳島ヴォルティス
5.京都サンガ


上位2チームを引き摺り下ろす。どのチームが成し遂げるのかというところで最も有力なのがこの3チームでしょう。
ロンドン五輪日本代表監督関塚氏率いる千葉は、2列目に素晴らしい選手を多数抱えるチーム。若い選手でもオリンピックを目指す代表に井出が呼ばれるなど芽が出始めています。山口の穴をどう埋めるかが課題ですが、うまく処理することができれば、自動昇格を勝ち取ることも夢ではないはずです。

徳島は非常に安定した戦力。元々、昇格した13年シーズンだけでなく11年シーズンも4位とここ数年力をつけてきているチームですから、今シーズンも当然このグループに数えなければいけません。津田がJ2でいつもどおりに活躍できるかが重要でしょうね。とはいえ、長谷川、佐藤というセットでも十分強力だと思いますが。

京都サンガは覚悟のチーム大改造。昨シーズンのJ2得点王大黒を筆頭とした前線の破壊力はJ2ナンバーワン。守備の建て直しに山口を獲得するなど本気度は例年になく高め。中盤にバヤリッツァを試すなど若干の不安を抱えているようなところが気がかりですね。

【昇格プレーオフ出場を目指すグループ】
6.アビスパ福岡
7.コンサドーレ札幌
8.大分トリニータ
9.ジュビロ磐田
10.ファジアーノ岡山


福岡は充実の中盤が自慢。このグループでは1番の選手層でしょう。井原監督もまずは守備からと現実的に入っているところが面白い。守備陣に若い選手が多いので、中盤の助けを借りながらなんとか前半戦は耐え抜きたい。経験を積み後半戦にスケールアップを果たせれば、面白い存在になるはずです。

札幌は充実補強も、個の力頼みという風聞が聞こえてくるのが気がかり。頼れる選手を抱えていますが、それだけで勝ち抜けるほどJ2は今年でなくとも甘くない。強力な前線をチームとして活かしていけるかどうか。また、奈良が抜けたディフェンスラインの再構築がうまく行くかどうかがプレーオフの出場権を獲得する鍵になるでしょう。

大分は昨シーズンは勝ち点差1で出場権に届きませんでした。昨シーズンの戦力はほぼキープできてます。再編した中盤が安定してプレーしてくれるかどうか、最前線のブラジル人は当たるのかどうかといった不確定要素があるのでそこは気がかりですが、うまく行けばより大きな成果を得ることもあるかもしれません。

磐田は昨シーズン終盤大きく落とした成績をどう回復していくのか。しかし前線は誰も居なくなり、外国人はまだしもJ2の満了選手を引き入れなければならない状況というのは苦しい。名波監督がどのようにチームを率いていくかにも寄りますが、そこで躓くとプレーオフすら遠のきかねない危険な状況。賽は良い目を出しえくれるかどうか。

大物が加入した岡山は守備力だけならばJ2でも屈指の力があると思います。問題は攻撃面。新加入の岩政が勝負強さをチームに注入し、接戦を悉く物にするようなチームになってくるとリーグを掻き回しそうですが。昨シーズン終盤の失速を繰り返さないことも重要ですね。

【何かが噛みあえば面白いダークホース候補グループ】
11.ギラヴァンツ北九州
12.ロアッソ熊本
13.東京ヴェルディ
14.V・ファーレン長崎


昨シーズンは望外のプレーオフ出場権獲得を果たした北九州。2年連続の躍進を期待するのは酷なものの、しっかりとした編成を今年も達成。池元は引き抜かれましたが御しやすいチームでは決してないはず。特に充実が目立つ中盤が昨シーズン同様の輝きを見せれば、再びの躍進も夢物語ではなくなるはずです。

補強によってチームががらっと変わったのが熊本。昨シーズンは固定できなかったセンターバックのセクションをしっかり補強。チーム得点王の澤田は引き抜かれましたが前線に平繁を獲得し得点力の向上にも成功。今シーズンのダークホース候補筆頭といえるチームになりました。小野剛監督の手腕に期待がかかりますね。

手前味噌ながら今シーズンの東京ヴェルディはダークホースになりうるチームだと思います。とにかく昨シーズンはセットプレーに弱すぎました。失点を繰り返す割りに、得点は全然挙げられない。失点は冨樫監督に代わり劇的に減ったので良いのですが、得点はさてどうしたものか。そこで補強。ディフェンダーのウェズレイは相模原で4ゴール。早速練習試合でもゴールを挙げるなど困ったときのセットプレー攻撃で頼りになりそうな気配。守備面で働きをしっかりしてくれれば掘り出し物として注目を浴びる可能性も。そして中後以外にどうにも頼れるキッカーが居なかったところにブルーノ・コウチーニョを獲得。あとは決めるだけ。チームのスタッツ自体は、シュート関係以外は基本的には中位圏相当の数字を昨年も残しているわけですからね。決め切れなかった場合は苦しい戦いも覚悟しなければならないですが。

そしてチームをこちらもがらりと変えた長崎。長崎に所属の多くは前所属では出場機会に恵まれなかったり、契約満了を通告されたり、下部リーグから上がってきた選手達。そういう下克上の機会にある選手達が高木監督をはじめとしたコーチングスタッフのトレーニングでどう変貌を遂げるのか。昨シーズン孤影で着なかったゴールキーパーや山口が抜けた守備陣の再整備がどこまで進むのか、また前線に佐藤以外に決めきれる選手が出てくるかなど課題も多数抱えていますが、一つ一つ乗り越えながら我慢強く戦い抜けば、終盤以外な位置にいる可能性もあるでしょう。

【ダークホースになるかと言われると微妙だけど、残留争いしそうかという微妙なグループ】
15.横浜FC
16.栃木SC
17.水戸ホーリーホック
18.愛媛FC


横浜FCは今シーズンはあまり動きがありませんでした。2年連続で2桁順位のチーム、新監督も実績では太鼓判を押せるほどにもない。ただ、戦力的には残留争いをするようなチームでもないですし、なんとも言えない。
ディフェンスには野上という軸が居ますし、中盤にはスペシャルなキッカーである松下がいますし、前線の大久保も健在ぶりを示せれば面白い。しかし、脇を固める選手が中堅どころでJ2歴が長い選手というのが難しい。シーズン中にプラスアルファが産まれるかどうか。

栃木はまさかの守備陣ガラガラポン。昨シーズン後半戦は立て直したものの主軸を幾人か放出しチームは作り直し。特にゴールキーパーは総入れ替えなどいくらなんでも入れ替わりが激しすぎます。また、監督が変わっても夏場に調子を崩す悪癖が出てしまったのもマイナス。序盤で躓くと、さらに厳しい戦いに片足を突っ込んでしまうおそれもあると思います。

水戸は、まぁ。守備は間違いなく安定しているでしょうから、吉田が2年目のジンクスにはまらなければ残留は余裕で達成してくるでしょう。そこからどこまで上げきれるか。中位圏を目標に一歩ずつ進んで行きたいですね。

愛媛は経営問題がどう出るかが判断を難しくさせてしまいます。昨シーズンは19位と下降線を辿っているチームだけになんとか上昇のきっかけを掴みたいところですが。フォワード陣は間違いないですから、昨シーズンは苦しい戦いの一因となってしまった守備陣がどこまで立ち直るかでしょうね。

【厳しい残留争いグループ】
19.FC岐阜
20.ツェーゲン金沢
21.ザスパクサツ群馬
22.カマタマーレ讃岐


FC岐阜は今シーズンは戦力を入れ替えてきました。強化は進んでいるでしょう。しかしナザリトの穴は痛い。ナザリトがいて、それでも下位だったわけですから今シーズンも厳しい戦いが待っているでしょう。しかし、守備陣の力では一つ上のグループ、いやもう一つ上のグループに数えてもおかしくないと思いますし、このグループの中では比較的余裕で残留を決めそうな雰囲気があるチームですね。

金沢は中盤のパワーが他のチームに比べるとやはり若干低め。一方守備陣には経験豊富な選手が揃いました。堅守速攻を貫き通せるなら残留を勝ち取ることは難しくないでしょう。鍵は水永。速攻の仕上げ人としてどのくらいの得点を稼げるかで金沢の浮沈が決まっていきそうです。

ザスパは前線総崩れという厳しい情勢。ブラジル人をいつもどおり獲得してきましたが、ザスパのブラジル人は当たっても適応まで時間がかかることが少なくないだけに序盤どこまで我慢できるか。我慢するというk遠出守備陣は昨シーズン経験を積んだ選手が、さらなる成長を遂げられるかどうか。富居や、小柳や、久富といった選手ですね。重要になってくると思います。

そして讃岐。怪しい。なんだかよくわからないけど、すごい怪しい臭いがします。戦力云々ではなく、いや戦力なら十分勝ち抜けるだけのものを持ってると思います。なんだかそれ以外の、なんとも言いがたい怪しい雰囲気。ベテランが多くコンディションに難を抱え始めている前線、守備陣も決して個の力に優れているというわけでもない。粘り強く、チームとして戦って勝ち取っていきたいところなんですが、町田相手への大敗が気がかり。上位チーム相手には粘れても、そうではないチーム相手にはどうか。そこであっさり戦ってしまうようだと本当に苦しいシーズンが待っているでしょう。


以上、順位予想でした。多くのチームにはこの予想を覆す戦いを期待したいものです。
予想通りに進むシーズンなんてそれ以上につまらないものはないじゃないですか。
驚きの躍進、予想外の進撃、ノーマークからの台頭。
手ほどは器用に扱えない脚で行うスポーツだからこそ、試合結果にも予定外がある。
驚きが、1試合という単位だけではなく1シーズンという単位でいくつか起こってほしい。
サプライズがサッカーシーンを盛り上げる。そう思いますから。
そして願わくば、私は東京ヴェルディがポジティブな驚きを提供してくれることを願って1年間応援させていただきます。
あぁ、シーズンが実に楽しみです。
posted by 鍵銛右京 at 17:42| Comment(0) | J2チーム編成レビュー | 更新情報をチェックする
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